学校の授業参観
学校の授業参観がありました。
4月は国語、今回は社会。
昨年の中堅男性担任は授業技術が高く、毎回、授業参観が楽しみだったけれど
今年の女性担任はザ!小学校の女の先生!という授業。
4月の国語の授業は、教科書の文章をみんなで音読して、感想を一人ずつ発表して一時間の授業終了。
学校の国語の授業は鑑賞が中心になるのは当然だけど、やはりそれだけでは面白いわけがない。
半数以上の男子が心ここにあらずの置物状態。
ただ一時間が過ぎることを宙を見つめながら過ごしているようでした。
そんな様子を見てしまうと、なんかもう一歩、工夫してくれたら、と思ってしまうけれど、公立小学校の授業とはこんなものなんでしょうね。
崩壊していないだけいいと思うことにしています。
今回の社会の授業は、毎日どのぐらいの水を使っているのかについてだったけれど、
やはりなんの面白みもない授業。
手洗い、トイレ、洗濯、食器洗い、お風呂などのそれぞれどのぐらいの水を使うのかを一時間かけてまとめていったのですが、参観していた私ですら、結局、何にどのぐらい水を使うのか、記憶に残りませんでした。
授業の問題点を挙げるとすると、
それぞれに使う水の量の単位を揃えたりする算数的要素を中途半端に盛り込んでしまったために、肝心の「おおむねどのぐらい使うのか」が印象に残らない授業となってしまった、というところでしょうか。
学校の先生は毎日、何時間も授業をするのだから、
週に数時間、有意義な授業をする塾と比較するつもりはないけれど、
それでもやっぱりこんな授業では退屈なものは退屈。
悪い先生ではないけれど、まったくなんの印象も残らないあの授業を
毎日毎日受ける方も大変だな、と参観のたびに思ってしまうのです。
我ながら、いやな親・・・!です。
結局、参観のあとの懇談会は下の娘のレッスンのために参加できなかったため
漢字の書き取り宿題についても、クラスが騒がしい件についても聞く機会ももてず、
もやもやだけが残る参観日でした。