2020中学受験予定 現小4ごぼう君の軌跡

SAPIXでも日能研でも早稲アカでもない受験塾で中学受験予定の息子の記録です

逗子開成 親子見学会でわかった遠泳のこと

今のところ受験する可能性は低いのですが

遠泳やヨット実習などの海洋人間学に力を入れている逗子開成

一度見るならやっぱり夏に見せたい!

と思っていたので申込していた夏休みミニ見学会。

 

定員各100名、計4日間の実施で、

私は今回は申し込み開始時間ぴったりに申込したので無事に申し込めたのですが、

どうやら翌日には満席になっていたようです。

その状況を受けて、学校側も追加申込を設けてくれましたが、そちらもすぐに満席になっていました。

夏休みの序盤に親子で参加することができるという企画自体、うまいなと思います。

逗子開成といえば一度は中学募集を停止したほど衰退した時期があったはず。

そこからここまでの進学校にのし上がっただけはあるな、

いい意味でやはり営業能力の高い学校だと思いました。

 

今回のミニ見学会の構成は

1、ホールでの全体会

2、学校の施設をグループごとに見学

となっていました。

 

ホールでの全体会は

司会進行の先生から学校の歴史、建学の精神「開物成務」についての話しのあと、

7月に遠泳を終えたばかりの現中3生が1名が登壇し、

遠泳の話しを中心に、学校生活について自分の言葉で紹介してくれました。

 

そのあと、また先生からクラブ活動や土曜講座の紹介、

体育祭での応援団活動を密着撮影したドキュメンタリータッチの9分動画の上映、

最後に入試について、日程・問題の意図・どのような生徒を求めているか、

という話しを伺うことができました。

 

登壇された中3生の方は、ご自分で作成したパワーポイントを使って、

本当に自分の言葉で自分の経験、周囲の友人の話し、をしてくれました。

主に遠泳に不安のある小学生に向けての話しでした。

海洋人間学に力を入れているがゆえに、そのイメージが強すぎて

水泳や海に対して苦手意識のある生徒に敬遠されるのでしょう。

 

入学時には3/1ほどの生徒がほとんど泳げないこと、

蹴伸びしかできなかった同級生がどのような過程を経て、

無事に遠泳を完泳することができたか、という話しをしてくれました。

体育の先生からの「必ず泳げるようにします!!」という力強い言葉も紹介されました。

海での1500メートル遠泳は、無理難題を押し付けているのではなく、

実績ある正しい指導のもと、屋外温水プールを利用しての補習も含めた練習量を確保すれば、誰でも必ず達成できる目標である、ということでしょう。

 

あとで見学させていただいた施設「海洋センター」は、まさに学校専用の海の家!

海での実習のあとに入浴するという大浴場もありました!

ヨット実習も含め、もちろん寒いこともあり、そのあとに入るお風呂は最高だとおっしゃっていました。

まさに日々、裸の付き合いをして連帯感を生みだし、

大自然を相手に全員で乗り越える試練。

今後、社会を生き抜く上で、こんな貴重な体験をしたことある、ということが

きっといろいろな形で生かされるのだろうなと思いました。

 

実は私は遠泳には消極的な考えでしたが、こんな意味があったんだなと理解することができたので、夏の逗子開成、行ってよかったです!

 

 


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