慶応?!そんな恐れ多い!ビビる私とイケイケの主人
つい最近まで中学受験をするかしないか迷い続けていた我が家なのに!
塾にも「受験はしません」と言って入塾した身なのに!
なんでいきなり慶應志望??!!
はじめての志望校調査で 第一志望 慶応義塾普通部 と記入することになった我が家のいきさつを主人との会話形式で振り返ります・・・
往生際の悪い私は「中学受験をする」と決めてからも通学圏内にある公立中高一貫校も気になっていました。しかし倍率が高く、受かったという話しはなかなか聞きません。
「ねえ、今さらだけど公立中高一貫校は、どう・・?候補にいれる?すごい倍率みたいだけど?」
「倍率が高い=難しい、というわけではないんだけどね。たとえば桜蔭中学は、首都圏最難関だけの倍率は毎年2倍くらい」
「受ければふたりにひとりは受かるんだ?!」
「難関中学は受けている受験生のレベルが相当高いから、合格に必要なレベルも当然高い。でも公立中高一貫校は、倍率が高い、と言っても、受検生の一部は『とりあえず受検』という層が多いから倍率は高いけど、合格に必要なレベルはそんなに高くはないと思うよ」
「じゃぁごぼうでも合格の可能性は十分あるの?」
「でも公立中高一貫校対策の面倒なところは、どんな力をどこまでつければ合格できるのか、というのがはっきりしてないところ。そもそも『対策で差がつかない平等な検査をする』というのが建前にあるから。適性検査の得点は公表しているけど、通知表やグループ活動の点数も加味されるから、適性検査の得点と合否結果も一致しないし。」
「テストで点をとれるだけではダメなのは聞いたことあったけど。たしかにグループ活動や作文みたいな曖昧もので合否が決定するってなんかちょっと嫌かも・・」
「うん、ごぼうにはあまり向いていないね。そもそも公立一貫校はそれなりの対策が必要なのに一校しか受けられないし、やはり私立中学に絞るべきだと思うよ。そして私立中学の中でも特に俺はごぼうには大学附属が向いてると思う。」
「大学附属・・・?って慶應とか青山ってこと・・(うそだろ、ムリだろ!)!?」
「6年後に大学受験をする進学校は、東大合格者数がステータスになるから、東大を狙えるような地頭がいいとか、発想がおもしろいとか、そんな天才君を求めてる。」
「ああ・・努力型のごぼうとは正反対ってこと・・?」
「一方、大学附属校は10年間ちゃんと頑張ってくれる子が欲しい。高校や大学から入ってきた生徒と比べ、中学受験組がバカばっかり、だったら誰のその中学を受けてくれなくなるでしょ?」
「たしかに。」
「だから、進学校は斬新な問題だったり奇抜な問題を出して、初見の問題にどのように対応してくるかを試す問題が多い。一方で附属校は、難度が高いけれど典型的な問題を出題して、コツコツ努力をしてきたかを試す出題が多くなる。」
「それ!ごぼうががんばれるの、そっち!(そうか、一口に中学受験と言ってもいろいろあるのか・・)」
「俺もそう思うんだよね。それで通学圏内で学校のカラーなんかも考えたらやっぱり第一志望は慶應普通部だな!」
「お、お、恐れ多いよぅ!何言ってんのよぅ!むりむりむり!」
「まあまあ、まだ4年なんだし。うちが大学附属で考えてるってことを伝えるために今回は普通部って書くよ!大丈夫!ごぼうの実力を甘くみるな。慶應は夢じゃない!
あ、でも、大学附属中って私立中学の中でも圧倒的に学費が高いんだよね・・!」
「ひえーー!ただでさえ、経済的に私立中学は厳しいって言ってるのに!」
「まあまあ(苦笑い)。まずはせっかく中学受験をするなら大学附属を志望しているっていう我が家の意思表示ってことで、ね!もう書いちゃったから!」
そんなわけで、まさかの慶應志望ということになったのでした・・・!
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